2008年4月30日水曜日

4月の現状(音楽編)

3月に自分にしては怒涛の更新をしたはいいが、その後、沈黙し続け、気づいたらあっという間に4月も終わりとなってきたので、いまさらではあるのだが簡単に4月によく聴いたアルバムなどをピックアップしてみるのである。

監修・選曲・橋本徹/mellow beats,spirits&freedom
前作"Mellow Beats, Rhymes & Visions"は「いやこれ最強」とか思いながら部屋でも外でも聴きまくってたわけですが、今作"mellow beats,spirits&freedom"もまたにくいセレクト具合で一聴して、一人でメロウになりながら同時にエキサイトしてしまいました(はたから見たらキ○ガイです)。毎作、タイトルがその作品のトーンを絶妙に言い表しているこのシリーズなわけですが、今作は過去2作に比べて渋さが増して、より感情の深いところを突いてくる感じです。だけどマッチョでなく歌心に溢れてメロウなところが、たまらないです。ただ1つ惜しいのは今回、犬ジャケになってしまったこと。今回の内容的には犬の方がフィットしてるのは間違いないのだけど、できれば猫ジャケで通して欲しかったなあ...と。そう思うのだにゃん。

cruyff in the bedroom/saudargia
4/18に渋谷BOXXでツアーファイナルがあったこともあって、3月に引き続いてヘビロテ中。彼らの旧譜をあらためてこないだ聴き返していたのだけど、やはりドラムが変ったことによる化学変化ってとても大きいのだなあ、と思った。cruyff史上、最も軽やかなドリームポップ感と所謂バンド感に満ち溢れた今作の聴きやすさはとても貴重なものだとそう思います。


Doping Panda/Dopamaniacs

インディーズの初期から聴き続けてるDoping Panda。メジャー以降の彼らのロック猪突猛進ぶりには興奮を覚えることは間違いないのだけれど、結局のところ、極々個人的には"We In Music"あたりの彼らが一番好きだったりします。今の彼らのサウンドの分厚さはちょっと暑苦しすぎるというか、聴いてて疲れてきます。"聴きやすいロックミュージックに成り下がらない"って点では今の彼らが間違っているとは思わないのだけど。だけどなー。


el-malo/Noface butt 2 eyes

おそろしく長期に渡った冬眠から目覚めたかつての渋谷系裏番。そのどうにもロックでとまらない過剰さに、どうにも愛着を抱かざるをえないボーカルとメロディがドッキングゥ~。そんなわけでひたすらヘビロテしてました。にくい一枚。
Fantastic Plastic Machine/Sound Concierge: Japan: Japanese Lyric Dance

こういう切り口の一枚って、ホントは田中ハンじゃなくて、自分がやってなきゃいけないんだよなあ...とついつい思ってしまった一枚。セレクトされているアーティストや曲といい、BPMといい、ロッキング・オン・ジャパン度といい、正に自分がしっくりとクる感じ。これまたにくい一枚でした。


■Foals/Antidotes (解毒剤)

ひたすらぴろぴろちろちろ鳴ってるサウンドといい、毒っ気の効いた歌詞といい、つんのめった感じで矢継ぎ早に歌い殴るボーカルといい、アート感たっぷりのジャケットセンスといい、最近のこの手のバンドの中ではかなり好きな方です。でも早くも飽きつつある気もします。んー。

The Jetze Johnson/Discoveries

初期の頃からしたら、まあ随分とタフでロックでダンスでポップで、でも相変わらず斜めからの視線で全ての衝動が生まれているようで、なんとも手のつけようのないバンドになってきたなあ...とついつい感心してしまう今日この頃です。多分、自分がもっと若ければ、自分にとってのpre-school的存在になってくれたんじゃないかなあ、とか思います。これ、相当な褒め言葉ですね。
The Lodger/Life is sweet
"Life is sweet"なんてアルバムタイトルつけておきながら、全編bitter sweetなギターポップ感がたまりません。ジャケットに写る青年三人の情けなさ全快な表情が、このアルバムに与えているリアリティったら、突っ込みようがありません。蒼のまま行くのもまた一興だ。ついついそう納得させてしまうだけの文学性とエバーグリーンなギターサウンドは今の季節にしっくりきます。
■Los Campesinos!/Hold On Now,Youngester...
このアルバムも3月から引き続き耳にし続けている一枚。ユーモアとバランス感を超越したガシャガシャギターポップがむかつくくらいに気持ちよいです。この調子で彼らが60歳70歳になってくれたら、どんなに世界はロックなのだろうってよく分からない期待を持たせてくれます。"言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON"なんて歌を歌うその前に、まだまだ僕らに出来ることや言えることはあるはず。多分ね。
Svoy/Eclectric
小沢健二"eclectic"みたいなアルバムタイトルなのに、どちらかといえばコーネリアス寄りのサウンド形態なソロユニット・Svoyの新作。レコード屋のPOPでは"粉雪エレクトロ"なんて例え方をされてたっけ。どこか懐かしさと刹那さを感じさせる歌メロと、ちょっぴり情けなくも人懐っこさたっぷりのボーカルと、エレクトロサウンドの絶妙な出会いはすごく耳に気持ちよいです。ぶっちゃけ(死語)、すごく好きです(愛の告白)。
Tokyo No.1 Soul Set/No.1
3曲目" メリー・メン"で大笑いさせていただいて、4曲目"さぁ,どうなんだい"でひんやりとした感情に駆られさせていただいて、5曲目"Please tell me"では初めてソウルセットを聴いた時の衝撃に似たソウルセット節現在進行形にヤられ...。その後も聴きどころがありすぎて、そのシンプルながらの懐深さに脳内失禁してしまいました。変にべたべたしていない彼らの結果的に絶妙すぎる関係性から生まれるサウンドはやっぱり唯一無二のもので。とことんヘビロテさせていただきました。感謝卍

キリンジ/7

個人的には前作のようなエレクトロ寄りのサウンドがしっくりキますが、前作の質感は踏襲しつつ、ライブ感が増したむかつくぐらいに突っ込みどころのない、にくい一枚。相変わらず、ぬめりとした堀込弟のボーカルは最強ですね。
フルカワミキ/Bondage Heart
んーと、自分にとってスーパーカーってミキ嬢の危ういバランスに成り立った魔法のような声と、いしわたり淳二の切れ過ぎなくらい冴えたコピーライト感溢れた歌詞がデカかったわけなのだけれども。ソロ以降のミキ嬢の毒っ気含んだガーリーなセンスは今作でも十分に冴えてるとは思うのだけれど、それでもやっぱりちょっと物足りなさを覚えてしまう自分って欲張りなのかな。アルバムタイトルとかすごくいいと思うんだけどね。
宇多田ヒカル/Heart Station
で、そういった点でいうと宇多田ヒカルってやはり凄いなあって再確認させられてしまうわけです。作品追うごとに過剰になってきていた彼女が歌う際のフェイクとかはちょっと鼻につくというか苦手だったりするし、言葉のセンスも個人的には好みではなかったりするんだけど、そういった好みとか些細なセンスの違いをもろともしないひとつの作品としての強さがきちんと表現されているというか。あとアルバムの冒頭を飾る"fight the blues"の中の「女はみんな女優/か弱いフリして/めっちゃ強い/それでも守られたいんです」なんてフレーズとかシンプルだけどえらく真理だわ。逆をいえば「男はみんな男優/強いフリして/めっちゃ弱い/それでも強がりたいんです」なんて感じですかね。 いやあ、情けない。

電気Groove/J-POP
電気史上で、アルバム一枚通して聴いて自分が一番好きなアルバムですね、これ。とにかく飽きがこなさそうなくらいバランスが絶妙だもの。電気のくせに。シングル版とはversionが違う"少年ヤング"と"モノノケダンス"に関しては"少年ヤング"はアルバムverが、"モノノケダンス"はシングルverが好きですね。まあアタマ悪く思われてもかまわないので、とにかく「好き」と連呼したくなるというか、連呼せざるを得ない一枚です。うんこ。

2008年4月29日火曜日

4月の現状(本・DVD編)

4月は序盤からDVDをレンタルしまくったり、本を買いあさったりして、毎日があっという間に過ぎ去っていった。人生って思っているより短いものなのに、こんな毎日で良いのかしら。

中原昌也/"中原昌也作業日誌2004→2007"(本)

数ヶ月前に「ニートピア2010」が出て読み終えたと思ったら、また中原昌也の新刊が出ているので買うしかない。って、購入した「中原昌也作業日誌2004→2007」のほんのちょっと前に文藝春秋から「映画の頭脳破壊」って本も出てるんだよね。その発刊ラッシュにおもわず発汗して、ちょっとむかついて「どんだけー」とか口走ってしまいそうなくらいに混乱した自分であるが、それなりに自分が経済破壊しているのを自覚ができる程度には意識を保ててたので、冷静と情熱の間で揺れてみて、結局「映画の頭脳破壊」は来月以降に買うことにした。で、「中原昌也作業日誌2004→2007」なんだけど、日々のあれこれ(人と会った・CDを買った・映画を観た・DVDを買った・お金がないなどなど)が淡々とフラットにときたま怒りを交えながら綴られていて、ふつうに読み応えがあった。自分が台風の日にタワレコにサインをもらいに行ったときのことも書かれてて、ボケ防止にも役立ちました。あと青山真治「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」のロケのことも書かれていたので、突発的に青山真治作品が観たくて観たくて仕方がなくなりました。そんな衝動を駆らせてくれたのでこの本を買ってほんとに良かったと思いました。


青山真治作品/"エリ・エリ・レマ・サバクタニ""サッド・ヴァケイション"(DVD)

青山真治の2作品を立て続けにみて思ったことは、自分は浅野忠信はそんなに好きじゃないけど、オダギリジョーよりはとても大好きだということだった。じゃあ浅野忠信は嫌いなんだねと聞かれると、どちらかといえば好きな部類に入る役者さんなので、その好き具合嫌い具合の説明がちょっと難しいのでその辺がひょっとしたら面倒くさくて、自分は世界の中心で浅野忠信に対して愛を叫べないのかとそんなことを考えながら、映画を観ていた。これはきっと間違った映画の観方だと心の底から思いました。どちらかといえば"エリ・エリ・レマ・サバクタニ"の方が好きかもしれないけど、じゃあ"サッド・ヴァケイション"よりも"エリ・エリ・レマ・サバクタニ"の方が面白かったんだねと聞かれると、それとこれは別問題なので一概には言い切れない。ただ間違いないのはこの両作品より、自分は"レイクサイド・マーダーケース"の方が青山真治作品の中では好きだってことだ。

クエンティン・タランティーノ製作総指揮/"ホステル2" (DVD)
物事はあまり最初から過度の期待をしてはいけない、ということをこの映画から自分は学んだ。それを学ぶ授業料としてレンタル料金400円が高いか低いかということを思いつめるのは、体と気持ちに毒な気がするので、しばし"ポスタル2"(→http://www.4gamer.net/review/postal2/postal2.html)のことを考えてリフレッシュすることにしました。いや、映画自体はA級以下B級以上なスリラー映画でそんなにかたくなにダメだしする酷さではないんだけどね。ラストのオチまでの中だるみがちょっと個人的にはダルビッシュ...いやダルかっただけです。

山本精一/"ゆん"(本)
BOREDOMSや想い出波止場などの活動で知られる山本精一の自身2冊目のエッセイ集が刊行されたので、購入。エッセイタイトルがいちいち気が効いているというか刺激的なフレーズ満載なのだが、その内容自体ももっぱら"日常"として描かれる現実と妄想が無責任かつ絶妙に入り混じっており、その世界観に一度引き込まれてしまうと抜け出すことがちょっと難しく、あっという間に読了してしまった。内容自体はそんなにフレッシュなものではないのだが、読み終えた後のこの変にすがすがしい読了感・毒量感はなんだろう。それはきっと、この本に描かれている内容が単なるおかしな人の戯言ではなくて、時にすさまじく厳しいくらいの正論が雑念やユーモアとともに思想として記されているからだな。なにはともあれ、豊かな一冊だと最後に記しておくことにする。

スカーレット・ヨハンソン出演/"真珠の耳飾の少女"(DVD)
画家・ヨハネス・フェルメールの有名な作品のひとつで、北欧のモナリザなんて例えもされる『真珠の耳飾りの少女』。その作品をモチーフにした映画をレンタルDVDで鑑賞。それなりに楽しみにして観たのだが...、正直に申すと不覚にも最初と最後しか観ていない。「あれ、内容がずいぶんと飛んだ映画だなあ」と思ったら、自分が寝ていただけらしい。なので、またあらためていつか観直すこととしよう。あと、スカーレット・ヨハンソンは綺麗でした。
■"おおきく振りかぶって"1~9巻(DVD)

個人的に絵が好きじゃなくて原作漫画を読むのを避けていた野球漫画のアニメDVD。マウンドは誰にも譲りたくないけど、パッと見、大した球が投げられないピッチャーを中心に、キャッチャーのリード・配球の妙やバックを守るナインの活躍で試合を成立させていく、割と細かくて豪快さには欠ける野球漫画。まとめ借りして、立て続けに観てたら主題歌のbaseball bearの"ドラマチック"が耳からこびりついて離れなくなりました。


2008年4月25日金曜日

BULLY

日本版"BULLY"発売決定!!

"グランドセフトオート"シリーズで知られるロックスターからリリースされている、学校を舞台にした青春ゲーム(笑)。

プラットフォームはXBOX360とPS2とのことで、最近自分が関心のあるゲームの続編や移植がぼちぼちPS3になってきているのにひやひやしている身としては一安心。



海外版"BULLY"web site
http://www.rockstargames.com/bully/home/

海外版"BULLY"
http://www.watch.impress.co.jp/game%2Fdocs//20070525/kaigai02.htm

海外版"BULLY"レビュー
http://www.dice-k00.com/ilbs/2006/11/bullyps2.html

2008年3月30日日曜日

cornelius@国際フォーラム仮体験

liveでしか得られようのないリアルなスピード感や迫力、それに予期せぬハプニング&サプライズといった魅力はなにものにも変えがたいものだということは十分に承知しているのだけれども、自分はそれでもどちらかといえばCDやDVDといったメディアにパッケージングされたブレのない"一つの完成形"である作品の確かさを優先してしまう性分を捨て去ることができない人間である。

そんなわけで、この日に国際フォーラムで行われたcornelius"ULTIMATE SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW"に関しても、「"SENSUOUS"がリリースされた時に観に行ったし、物販も今ひとつだったしなあ」とか「日曜とはいえ仕事のこともあるしなあ」とか「corneliusのDVD2枚同時に買ったらそれだけで財布の中がさびしくなるしなあ」とかもっともらしい理由がぷかりぷかりとすぐ頭の中に浮かんできたので最後の最後まで行こうと思えば行けたにも関わらず、最終的に見過ごすことにして納得もしていたわけであります。
 

 
それでも、この日、ノンフラッシュであれば会場内の撮影がOKとのことで会場に行った方が撮影された写真の数々を見てしまうと「んー、やっぱり観に行けばよかったかねえ」とその独りよがりな納得も揺らいでしまいがちになってしまったり。

で、ここで話を微妙にスライドさせてしまうわけですが、そもそも、この条件付とはいえ"写真撮影可"というのもこの規模のライブやショーでは珍しいものであるし、場合によっては著作権や肖像権などの類の権利に引っかかってきて面倒なこともあると思うのだが、その辺、小山田圭吾という人は"せせこましく権利を大事に抱え込む"というよりは、柔軟な対応や姿勢を取ることでクリエイティブなことやオモロなことができるのであればある程度許容してもいいんじゃね、という懐の大きさを持った人であるのだなあとそんなことを思ったりしたわけであります。
その辺の思考は、自らのサイトやメルマガにyou tubeによる画像リンクをupさせたりしているあたりからも伺えたりはするわけですが、まあ、かつて"ヘッド博士"だとか"69/96"だとか自分自身が著作権にひっかかりまくりの作品をdropした人であるから、その辺の思考は柔軟であって当たり前といえば当たり前なのだけれど。そうはいっても、ある一定のポジションを確保してしまうと自分に甘く他人に厳しいアーティスト様に変貌してしまう方も多かったりするから、そういった点に関していえばやっぱり小山田氏は信用できるアーティストであるなあと、そんな見地に至ってみたりしたわけです。
あ、あと下の写真はこの日、会場のトイレに置かれてたSENSUOUSイメージのパイロンらしいですが、これなら自分の勤めてる会社でできるなあと、にやりとしてしまいました。
*注* 写真は全てこの日、観に行かれたエッジさんのものをお借りしております。

2008年3月28日金曜日

デトロイト・メタル・シティ

本日発売のデトロイト・メタル・シティ5巻購入。

この漫画は基本的にヤングアニマル誌面でリアルタイムで読んでいるので、その都度読んでいるときはさほど気にならないのだけれど、単行本であらためて一気に読むと、巻ごとに結構その面白さに落差がある気がしてならない。

個人的には奇数巻は期待している程度以上に面白いと感じられるのだが、偶数巻を読んでいる時は「なんか面白みなくなったなあ」とかついつい不満げに読んでいることが多い気がする。 まあ常に新鮮さを保った上で、一定以上の面白さを提供し続けるのってなかなか難しいよね、って思っているけど。

あと話は変わって、近頃、社長の顔が老けた気がしてならないです。びちょぬれになりすぎて、体の保湿成分が抜けすぎてしまったのかしら。根岸くんにはちょっとは社長孝行もしてあげてほしく思う今日この頃。

2008年3月26日水曜日

BTっていうだけにやっぱりビジュアル系

常々思うことだが、良くも悪くも"野球"という文化は、近年の他のスポーツと比較してみても、そのスポーツ界自体の動き(というよりそのスポーツ界のトップの動き)といい、そこに付随するメディアやファン層の対応といい、"洗練"さという部分では疑問符が残る傾向がある。

ここ最近は、数々のどこか抜けていつつ突き抜けたパフォーマンスっぷりでファンを魅了した新庄であったり、中日のマスコットキャラクター・ドアラがその珍キャラぶりでブレイクしたり、現役アイドルと電撃婚しちゃっても、おそろしくスラリとした長身イケメン面で不敵な笑みを絶やさずに本業の成績は文句を言わせないだけは残すダルビッシュ有といい、旧態然とした"野球"からの脱却というか、"昔ながらの野球"とはまた違った面白さを感じさせる兆候も感じられようにはなってきてはいると思うけれども。

そんな中、本日、"国内初!! 試合観戦フルサポートマガジン""と銘打った"新創刊野球専門誌「Baseball Times」が発売された為、購入。ターゲットは20~40代の男女で発行部数は17万部とのこと。

http://www.baseballtimes.jp/

当誌編集人曰く「球場でも携帯したくなるよう、表紙やビジュアルを重視する」と言い切るだけあって、自分が見ても、その誌面デザインといい、過剰なまでのデータ数といい、かなり今までの野球誌とは異なった切り口は感じさせてくれるなあと、その意気込みはひしひしと伝わってきました。まずなんといっても今のこの時期にうまみを感じさせない"野球"を題材として新雑誌を創刊するところにちょっと胸がグッと熱くなるし、その誌面上でページ目一杯に使われた写真の数々からは臨場感とスピード感がたまらない魅力として伝わってくるし、そしてゲームソフト「ベストプレープロ野球」も真っ青なデータ量の多さは、ある種の野球好きにはたまらない魅力としてうつると思います。で、変にデザインやレイアウトを大リーグを意識しただけの大味さで終わってないところもプラスに捉えたいなあ、と。




創刊号をみる限りではまだペナントが開始してなかったこともあるのか、そのビジュアル面に比べてテキスト自体がちょっと弱いかなとは思ったのだけれど、当面、毎週購入していこうかと考えております(ただ、320円はちと高いなあとは正直思う)。
そんなわけでこの「BT」。はてさて、野球誌界のダルビッシュとなるかどうか。ちょっと注目してみたい次第です。
***おまけ**********
せっかくドアラの名前を出したのでドアラ動画も貼っておきます。そういえば、ドアラとコアラ課長を対面させたくて仕方ない今日この頃です。

 




2008年3月25日火曜日

たまにはどこかで逢いましょう

昼過ぎ。

自分が20代のころ、音楽絡みで毎週のように顔を合わせていたT氏から電話あり。

よくよく思いかえしてみたら、T氏と最後に顔を合わせてから5年以上の月日が流れていることに気づく。

不仲になって会わなくなったわけではないので、ひさびさに食事でもしようという話になる。

食事の場所については、T氏が埼玉県の北の方に住んでいることもあり、埼玉寄りの方に自分が出向くか、T氏に都内に出てきてもらうかどちらかを選ぶことになった。

「どちらがいいんでしょうね」と自分がと訊くと、T氏が「ちょっと前に雑誌に載っていた食堂が気になるので行ってみたい」とのこと。

そんなわけで梅が丘にある食堂にて来月早々、ひさびさに再会する約束をした。

多分、当時とまるで変らないぐらいに、音楽や映画の話なんかを、美味しい食事と美味しいお酒を飲みながら交わすことになりそうな予感。

自分もそこの食堂は名前だけは知っていたけど、まだ行ったことがなかったので、そういった意味も含めて今から楽しみにしている。



黒板キッチン cui dou laku→http://www.hop.ne.jp/~kuidoraku/index.html

2008年3月24日月曜日

my blueberry nights

昨夜、公開したばかりの映画「my blueberry nights」を観る。

ウォン・カーウァイが監督・脚本を手がけた作品は「いますぐ抱きしめたい」から「ブエノスアイレス」まではひととおり観ていたものの、「花様年華」「2046」「愛の神、エロス(ミケランジェロ・アントニオーニ/スティーヴン・ソダーバーグとのオムニバス)」と近作はまったく観ていなかったこともあり、彼の撮った作品をじっくりと鑑賞するのは実に久々の機会となった。

で、自分は彼の作品を全て観ているわけではないからはっきりとは言い難いのだが、観ててよく思うことの1つに、男性が撮った作品にしてはなんでこうも女性の心理や行動描写に対しての演出力が突出しているのだろう、ということがある。

必ずしもその作品や重要となる人物が毎回女性であったり、出てくる男性全てが中性的というわけではないのだが、彼の作品に出てくる男性の描かれ方の多くは女性のそれに対してどうにも淡白な印象が残ってしかたがない(まあこれは結局のところウォン・カーウァイが作品を通して描きたいことが、少年性や青年性ではないのだろうという結論に至るのだけれど)。

で、彼が作品の中で描く女性の心理描写やその行動性を窺っていると、その描きっぷりに"女性以上の女性らしさ"のようなものを感じてしまって、どうにもむず痒くなってしまうというか、「おそらくこの映画って女性が共感しやすいのだろうなあ」とか映画の本筋とは反ったことをあれこれ考え始めてしまうのである。

今作ではノラ・ジョーンズ演じるエリザベスの動向にフォーカスを当てているから当然といえば当然ではあるのだが、彼女のココロの機微の描かれ方の巧みさ・細かさに比べると、相手役のジュード・ロウ演じる青年ジェレミーの描かれ方は若干アバウトで都合合わせっぽさを少々感じてしまった。彼にしたって、エリザベスと会う前にもそれなりの幾多のストーリーがあり、彼女と会ってからも相当な逡巡があるにも関わらず、どこかその描き方に執着性を感じないというか淡白な気がしてならないのだ。

と、その点が極々個人的に気になったことを除けば、エリザベスが失恋旅の中で出会う人それぞれの"愛"の形とその行方も見どころが多かったし、それを演じるナタリー・ポートマンやレイチェル・ワイズ、デイヴィッド・ストラザーンの演技も確かなものですごく楽しめた(中でも、レイチェル・ワイズのクールさとデイヴィッド・ストラザーン演じる男の昼と夜の豹変っぷりといったら!!)

そして劇中で流れる音楽の使われ方も効果的だったと思うし、他の監督では観ることのできない映像の蒼さと紅さ、そしてフィルムの粗さ具合もどこか甘酸っぱいブルーベリー・パイのような世界観の演出に欠かせないものだったと思う。そしてタイムレスな感覚を覚えずにはいられないエリザベスとジェレミーの二人のラストシーンは、そのスクリーン一杯に映し出される美しさと綺麗さに息を呑むしかないのであった。



my blueberry nights公式サイト→http://www.blueberry-movie.com/

2008年3月23日日曜日

beepluck vol.122 プレイリスト

beepluckの公式ブログに、3/15(土)の自分のプレイリストをupしています。

http://beepluck.jugem.jp/

DJイベントに関わらず、普段めったに人前に現れず、現れたとしても一般客や風景に完全に紛れ込んでしまい、いるんだかいないんだか全くもって分かりにくいカメレオンDJの最近の曲のセレクトがどんな塩梅か興味ある方はぜひチェックしてみてください。今回はわりと自分の中では気持ちよく回すことができたので、ある意味、なにかの参考にはなるかもしれません。

あと、今回自分が回した中で最近(相変わらず)盛り上がっているアーティストや曲をピックアップしておきます。気に入ったら勝手に買ってくれたらよいと思います。感想は訊かせろ卍

●my awesome mixtape



●schwab



●los campesinos



●substance



●電気グルーヴ

2008年3月22日土曜日

HIDEKI SPAGHETTI

年が変わっても、何度も何度も繰り返し聴き続けても、まだまだ色褪せることなくカラフルでチャームフルなサウンドで僕のココロを揺さぶり続けているカジ君の新作「Towns and streets」ですが、そんな中、スペインのレーベル・Siestaから3/17に新プロジェクトによるアルバムがリリースされていた模様(日本での流通では4/8発売予定の模様)

我が名はグルーヴィ((C)pizzicato five)ならぬ、その名も"HIDEKI SPAGHETTI"!!

と、脱力必至といいますか、どこまでも相変わらず"らしい"Punk現在進行形プリティ編って感じで突き進んでいる彼なわけですが、これはとにかくマストバイ決定ですね。ちょっと前までは自分の参加しているDJイベントではあえてカジ君を回すのは避けたりしてたわけですが、去年末あたりからはほぼ毎月、彼の曲を回し続けている自分的には非常に嬉しいニュー・アイテム。

そういえば自分の参加しているDJイベント"beepluck"に去年まで在籍していたユウスケさんのバンドcruyff in the bedroomで"Twinkle Twinkle "って曲があって、これが非常に踊れつつ胸がキュンとしてしまうドリームポップなのですが、キャリアの長い彼がそういったキラキラした曲名を今もつけられることにすさまじく感動してしまう自分としては、このHIDEKI SPAGHETTIで"Twinkle Twinkle Pointless Darling"なんて曲を作っている40代男子にも同様に感動してしまったりするわけです。

そんなわけでもっともっと感動し続けたい30代半ば男子もできるだけキラキラ光りたく思います(無理)。