2007年11月26日月曜日

初体験

購入後、なかなかデビューの機会に恵まれなかったトイカメラのvivitar。先週末、お天気カメラには絶好といえるカメラ日和となったので、会社近くを散策しつつフィルム40枚ほど一気撮りしてみた。果たして結果は...。


まずは乗り換えの新宿駅近くの居酒屋横丁にて。やはり暗いところでは厳しい映り具合なようだ。

会社近くの保育園のところにある像を撮ってみた。嫌いじゃない写りなんだけど、右上に写っているストラップの紐...。実際に撮った時は気にならなかったんだけど、22mmの広角レンズということもあってか、他の写真でも数枚、紐が写ってしまっているのを発見。まずはストラップを外すことに決めました。

会社近くは安藤忠雄の設計した建物が多いです。安藤忠雄の建築物は個人的に大好きとまではいい難いですが、毎朝毎夕、原付で彼のデザインした建物の間をすり抜けていくのは何気に貴重なひとときといえます。→http://kstyle.s57.xrea.com/archives/2005/09/photo_10.php

キューピー工場の近くの古い木造住宅を撮ってみる。敢えて逆光で撮ってみたら、こんな具合に。

キューピー工場を過ぎて、つつじヶ丘方面へ。冬の太陽の光で輝く彩り多彩な木々を撮影。

ファインダーを覗かないで、ローアングルで撮影。やっぱりトイカメラは変に意識的にならないで、気負いなく偶然性にまかせた方が面白みのある写真が撮れるのかな。なにはともあれ、vivitarは空の色の映りがなんともいえないですね。

結果的には約40枚近く撮って、気に入ったのは数枚という結果に終わったのだけれど、今回はvivitar初体験ということでのミスショットも目立ったので、今後はもう少し気に入った写真を撮れる確率を上げれるかと。今回はコダックのUltra Color 400で撮影したのだけど、vivitarユーザーは、100フィルムを使っている人が多いので、今度はそちらでチャレンジしてみようかと思ったのであった。

2007年11月16日金曜日

radioheadとボク~というかbeepluckの話~

先月のbeepluckが終わり、仕事したり本読んだり映画観たりCD聴いたり風邪こじらせたりしてたら、今月のbeepluckは明日です。因みに新譜リリースに伴い、何かと話題なradiohead特集です。ですが、明日はボクはradioheadは回さないと思います。なぜなら初期のradioheadの音源は売りさばいてしまい、そしてここ数年の彼らの音源はまったく購入していないからです。UK Rockモノを中心に回してきたRock DJがそんなコトでいいのか、まずは聴くことが大事なんじゃないか!!とひょっとしたら怒られてしまいそうですが...。それでも ボクは 買ってない。

radioheadに関してはボクは嫌いじゃないんです。初期の曲群は当時何度も何度も聴きまくり、今でも耳にしっかりこびりついてるし。ここ数年の作品から感じられるロックエレクトロニカな音像は好きな感触だし。ただ、彼らの作品を耳にして伝わってくる最終的なフィーリングとして、非常に聴き心地の悪さを感じてしまうんですね。はい(単に聴き心地のよい音楽に成り下がらないという点で非常にそれはRockなんだとは思うのだけど)。
そんなわけで"radiohead"については今回のbeepluckでボクは非常に微力なスタンスを貫かなければならないわけですが、明日はボクはボクでやれることを楽しく頑張ろうと思います。僕が僕であるために。
で、今回のbeepluckは先月の新井仁氏&ume-rock氏に引き続いて、強力なゲストDJが登場です。以前にもbeepluckでは回してもらったりしてるPop iT!のTerry氏です。今回もきっと彼ならではの最高なヴァイヴでフロアを盛り上げてくれることと思います(イベント詳細は右のinfoをご確認下さい)。
さて。

今更ですが、先月のbeepluckを簡単に回想してみようと思います。


まずは、なんといっても先月のbeepluckは"10th anniversary"、これにつきました。昔に遊びに来ていたヒト、ここ数ヶ月顔を見なかったヒト、毎月ありがたいことに顔をみせてくれているヒト、とにかくたくさんのヒトがbar dropに集まってくれました。まずはこのことに感謝(驚)!!です。



そしてアニバーサリーにふさわしい2人にゲストDJ。
まずは、かつてbeepluckに在籍し、数々のRock DJ伝説を残し卒業していったume-rock。"ベスト・オブ・beepluck DJ-ume-rock"な選曲のキラーっぷりは健在でした。最後の最後にエヴァソングをもってくるところが、またニクかったです。で、言わずもがな酔いどれっぷりも健在でした。

で、northern brightやron ron clouでご存知、新井仁氏。80~90年代中心なUKインディ・フレーバーたっぷりなDJは、ここ最近のbeepではちょっと影を潜めてた"あの感じ"を思い起こさせてくれました。割と最近の他のイベントでの氏のプレイリストをチェックしたら、リアルタイム感に満ちたストレートなUKRockが並んでいたので、ちゃんとイベントのカラーを考えてくれてるんだなあ、と思いました。とにかく、楽しくも胸キュンなひと時。

で、ワタクシは十数年来の新井キッズですから...。その気持ちは伝えなきゃいけないなあ、と思いまして。勇気を持って、ワタクシの方から気持ちを伝えさせていただきました。強い気持ち・強い愛。



で、サインもいただきまして。小山田氏やgreat3の片寄氏にサインをもらう機会があった時は、平然と"アケシン"と名乗っていた自分ですが、この日は普通に本名を口走ってしまい...。2つしか年齢変らないのに"To Shingo kun"って...。恥ずかしいわ。また、今、新井氏と一緒に活動している元five thirtyのフィル・ホッパー氏にもサインをいただくことができ...。感無量の一言に尽きた次第です。はい。

 
そんなこんなで、自分のDJタイムでは時間の都合やフロアを雰囲気を考慮して回せなかった曲もたくさんありましたが(リア・ディゾン/perfume/kate nash/jack penate/riddim saunter/oceanlane/spike waveなどなど)、終わってみればとてもとてもあっという間に感じる楽しい一夜となったのでした。

あ、明日も楽しい一夜になるから、皆さんぜひ遊びにきてください卍

2007年11月15日木曜日

ピクト

秋に那須へ出かけて以降、カメラで撮るものといったら、駐車場ばかりである(お仕事の関係で)。その時々でちょっと変った写真集や作品集が巷を賑やかしたりするのが世の常で、数10年前は公衆トイレの落書きを撮った本が出版されたり、わりと最近では世界中の廃墟を集めた写真集が注目も浴びたりするわけで、そのうち、日本中のコインパーキングの写真をセレクトした写真集が出たりするんじゃないかしら(多分...ない)。

そういえば、純粋な写真集とは違うけど、最近結構面白かったのが「ピクトさんの本」。たわいもないといえば、たわいもないんだけど、次々に出てくるピクトさんをじーっと見てると笑いがこみ上げてくる。



http://www.bnn.co.jp/books/topics/pict/

まあそんなこんなな上記の理由で(ってお仕事ね)、普段使用しているデジカメのメモリーカードをふとチェックしたら、東京近郊の月極駐車場や空き地の写真がずらりと並んでて、それはそれで一興だったのだけれど、そんなカメラライフも味気ないじゃないということで、"vivitar Ultra Wide&Slim"というトイカメラを購入した。



トイカメラでいうとHolgaは持っているのだけれど、休日ならともかく普段持ち歩くのにはやはり大きすぎて不便さを感じる機会が多いわけだが(この不便さ・扱いにくいところがカワイイところでもあるわけだが)、このvivitarはコンパクトなサイズなので、これならいつでも持ち歩くのが可能だ。



とはいっても典型的な"お天気カメラ"なので、基本的に外である程度明るい状況じゃないと撮影は難しい模様。で、このvivitarのデビューが果たしていつになるか、今から楽しみにしている次第。偶然性がかなり強い写り具合にはなりそうだけれど、かなりトンネル効果や独特な色合いが期待できそうだし。最初に撮る1枚はできれば駐車場以外の被写体が好ましいと思ってはいるのだけども。

取扱店"ギズモショップ" http://www.gizmoshop.jp/
vivitar&ギズモショップが掲載されているカメラ雑誌"snap " http://pc-giga.com/snap/