2007年12月31日月曜日

07' my best album

2007年も思えばあっという間に過ぎ去っていきました。今年は個人的には仕事のことが常に頭から離れきれなくてON OFFの切り替えが難しい一年でありましたが、そんな中でも気持ちをリフレッシュさせてくれたり落ち着かせてくれたりした数々のGood Music達には感謝しきれない思いでいっぱいです。

そんなわけで、極々個人的な2007年のベストアルバム62。今年の新譜で購入して封を開けたものはおそらく網羅されているはず。

順位はあくまで12/31の気分って感じで日が変れば順位も変ってくる気もしますが、大方こんな感じで間違いないはず。なんだかんだいってよく耳にしたアルバムが上位にきていると思われます。

1.everybody else/everybody else
2.tracey thorn/out of the woods
3.カジヒデキ/towns and streets
4.matias tellez/tamias mellez
5.maroon 5/it won't be soon before long
6.曽我部恵一/blue
7.spikewave/reserge
8.chocolat&akito/tropical
9.100s/all!!!!!!
10.kenji takimi/the DJ at the GATES of DAWN II


今年最も耳にしたのがeverybody else。90年代中盤に雑誌「米国音楽」周辺を中心に人気を博した元push kingsのメンバーがいるだけあって、全曲甘くもフックの効いたメロディと3分間パワーポップサウンドがたまりません。DIY精神満載なジャケットも好みだったな。beepluckではほぼ毎月回していたけど、グッとこないのか好みじゃないのかみんな踊ってくれてなかったのが残念ではありましたが。


2位はeverything but the girlのtracy thornの随分とご無沙汰ぶりなソロアルバム。前のアルバムと比べるとかなりバリエーション豊かでダンスポップ色の高い曲も目についたけど、やっぱり胸がキュンと切なくなるtracy thornの声には相変わらずマジックがかかっていて、何度も何度も繰り返し耳にしたのでした。


3位はカジヒデキ。サウンドスタイルなどに対して野心的だった前作が個人的にはかなりツボだったので、ひたすらカラフルでサンシャインなPOP色の強そうな今作はどうなのかな?と最初思ったのだけど、やっぱり変に落ち着かず"POP"であり続けることに意欲的な今作にもしっかりヤられてしまったのでした。ここ数年のUKロックシーンの息吹を感じさせながらも、オンリーワンな彼の曲はもっとみんな耳にしていいと思うのだけど。久々に観た"ベスト・オブ・カジヒデキ"なライブもすっごく楽しかったな。


で、4位は12月に入って上位に滑り込んできたmatias tellez君。お行儀のいいインディポップに収まらない軽やかさとユーモアさを感じさせる作風がかなりいい!! タワレコなんかではbeckなんかと比べられていたけど、個人的にはTahiti80の1stアルバムに近い印象を覚えたかな。懐かしいけど、全然古臭くなくって新しい感じが最高だ。riddim saunterのremixも聴きどころのひとつですね。


5位のmaroon 5は、ここまで上位に入れるほどバンドに対して思い入れもないのだけれど、なんだかんだいってほんとによく聴いたんだよね、このアルバム。で、maroon 5と比較されるバンド達のアルバムも結構聴いたりはしたんだけど、結局はmaroon 5に戻ってきてしまうというか。メジャーなアルバムなんだけど、するめイカ的な長く聴ける耐久性も兼ね備わっていて、いやー感服するしかございませんって感じ。


6位の曽我部君は、ソロになってからの彼のアルバムでは一番しっくり耳にできたアルバムだったということで。スタンダード感とコンセプトアルバム感のバランスがとてもいい気がした。7位、spikewaveはカヒミカリイの弟・比企吾郎のユニット。「80's~90'sを感じさせつつ今の音に仕立てあげました」的な意図性がまったく感じられない究極にフラットな音像がとても気持ちよかった。8位 chocolat&akitoの2ndは、「ドナドナ」のカバーが中盤に入っていてそこが個人的に馴染めなかったところを除けばすごく好きな一枚。でも1stが良すぎたから、ちょっと厳し目の印象はあるかも。9位の100s。"100s"名義になってからは最も感動した一枚。正直もっと上位に挙げてもよかったのだけど、アルバムのテンションが高いこともあって、日々いつでも耳にしたくなるって作風ではなかったことがこの順位に落ち着かせてしまった要因です。で、10位の瀧見さんのmix CD。なんだかんだいって自分の耳は7位のspikewaveなども含めて瀧見親分のclue-l recordsの音によって鍛えられているんだなあ、ということを再認識させられました、はい。

11.sugiurumn/what time is summer of love?
12.Q;indivi/ivy;
13.原田知世/music&me
14. capsule/sugarless girl
15.shinichi osawa/the one
16.jack penate/matinee
17.kate nash/made of bricks
18.riddim saunter/think,lad & lass
19.afterpilot/foxtail
20.free tempo/sounds


10位まではあまりクラブで回したりしなかったアルバムが並ぶ結果となってしまったのだけど、11位から20位はbeepluckなどでもよく回したアーティストがほどよく混ざる形となりました。ハウス系とギターポップ&ロックが半々という感じで、多分このあたりが自分が好きな音楽の最大公約数ってとこですね。この中ではafter pilotが特に印象深いかも。日本発の性格のよさそうなファウンテンズ・オブ・ウェインなんて例え方をよくしていたのだけど、くったくのないざっくりとしたギターサウンドとフックの効いたメロディセンスはすごく好感持てました。ジャケットのちょいカワいくダサい感じもご愛嬌ということで許してあげたいです。

21.yoga'n'ants/bethlehem,we are on our own
22.substance/subsistence
23.feist/the reminder
24.the go! team/proof of youth
25.lantern parade/とぎすまそう
26.the gossip/standing in the way of control
27.kylie/X
28.V.A/細野晴臣トリビュート・アルバム
29.wise/太陽の子供
30.ben lee/ripe


21位から30位はiPodや家でよく聴いたアルバムが並ぶ結果に。元シトラスの江森君らのユニットのyoga'n'antsやfeist、lantern paradeあたりはじっくり聴いてるとじわじわと覚醒する感じがあって、非マッチョな先鋭性というか、押し付けがましくない攻撃性といったものに知らず知らずにヤられてしまいました。あと、去年聴いた中ではUK rockの中ではthe gossipはドスの効いた姉ちゃんの重心の低いロックっぷりにグッとクる感じがあって好きでした。で、わたくしの大好きな西田尚美嬢がブログでお気に入りアルバムとして紹介していたのもプラス材料なのはいうまでもないです。また、teriyaki boysの一員でもあるwiseのソロアルバムはスカッと気持ちよく聴けるHip Hopって点で好印象。彼から感じられる無邪気でチャーミングなPOP性ってある意味貴重なテイストだと僕は思っています。で、30位のben lee。実はあまり期待しないで聴いたんだけど、耳にしてみたらめちゃくちゃ気持ちよいサンシャインポップで、でも歌詞ではセックスがどうたら~とか普通に綴ってあって、そのあっけらかんとした天然ポップっぷりが最高でした。はい。

31.schwab/the schwab family system
32.lucky soul/the great unwanted
33.switches/heart tuned to d.e.a.d
34.橋本徹 監修・選曲/mellow beats,rhymes&visions
35.hello saferide/hello saferide
36.pedro/you,me&everyone
37.橋本徹 監修・選曲/mellow beats,rhymes&vibes
38.kim hiorthoy/my last day
39.lantern parade/絶賛舌戦中
40.los campesinos!/sticking fingers into sockets


31位のschwab。今年聴いた中でひょっとしたら一番激しいロックサウンドかもしれません。ジョンスペあたりをイメージしてもらえれば分かり易いような気がします。あとは家などでよく耳にしていたエレクトロ関係がこの辺で名前が挙がってきてますね。radioheadのトムさんなども絶賛らしいpedroは繊細さと大胆さが絶妙で一筋縄でいかないエレクトロサウンドで好きだったな。あと随分とご無沙汰ぶりとなったフルアルバムリリースのkim hiorthoy。期待しすぎていたのもあって、ちょっと肩透かしをくらった感もあるのだけれど、それでもよく聴いた一枚です。Tシャツ付のデラックス版を買い損なったのはちょっと後悔してますが。

41.the pipettes/we are the pipettes
42.the thrills/teenager
43.fountains of wayne/traffic and weather
44.axe riverboy/tu tu to tango
45.fed music/i fed music to you
46.oceanlane/castle in the air
47.locksley/don't make me wait
48.yanokami/yanokami
49.V.A/京平ディスコナイト
50.capsule/capsule rmx


41位から50位は、リリース前に期待しすぎて実際に耳にしたら、悪くはないんだけど期待以上ではなかったなーってアルバムが並んでいる模様。 2ndがもの凄く個人的に好きだったthe thrillsや、実際のところ好きで好きでたまらないfountains of wayne、tahiti80のグザヴィエ君のソロアルバムあたりがこれに該当します。小西さんプロデュースのコンピ「京平ディスコナイト」は正直、今、小西さんのサウンドって食傷気味な時期なんだけど、akakageの小沢健二"強い気持ち強い愛"remixが欲しくてたまらなかったので購入。

51.harfby/side farmers
52.the californias/bright
53. twang/love it when i feel like this
54.くるり/ワルツを踊れ tanz walzer
55.beat crusaders/epopmaking~popとの遭遇~
56.鈴木亜美/connetta
57. mumm-ra/these things move in threes
58. the maccabees/colour it in
59.fed music/i call your name
60. cubismo grafico/nuit

61.the polyphonic spree/the fragile army
62.maritime/heresy and the hotel choir


51位から62位までは基本的には好きなんだけど、アルバム全体でみた時にあともう一歩かなあ(あくまで個人的な実感でしかありませんのであしからず)って作品が並んだ気がするのです。なので、どちらかといえばあまり何度も聴かなかったアルバムが並んじゃってますね...。

2007年12月20日木曜日

ちょっとこれはやってくれたって感じ?

今は冬だから当然といえば当然であるのだが、ここ数日、営業で外回りをしていて寒いことこの上ない。メインとなる移動手段が原付ということもあって、風はひゅーひゅーとマジ冷たい。というか冷たいというよりは痛いという表現の方がきっと適切だ。こうも寒いというか痛い日が続くと、午後には寒さに(むりやり)慣れてしまうとはいえ、仕事をする上でのテンションを維持するのはなかなか容易いことではない。

そんなときの味方はなんてったって缶飲料である。 120円の温かさに僕はいつだって癒されるのである。

去年まではもっぱら缶コーヒーを一日に5,6缶はがぶがぶ飲んでいたわけだが、ダイエットマインド著しい今は基本的にはお茶でお茶をにごすケースがものすごく増えた。しかし、それだけではやはり物足りなくなってしまうので、おしることかコーンスープとかも結構飲む。"結構"なんて控えめに書いてはみたが、実際のところかなり飲む。ダイエットマインドなんか四次元ポケットにしまいこんで、がぶがぶ飲む。

とはいえ、缶飲料のスープやおしるこに100%満足することはほとんどなくって、飲み終えた後になんだかちょっと物足りない気分になるのはなぜなのだろう。

ところがここ最近、ようやくそんな自分の口と心を満足させてくれる缶飲料スープが現れた。それはサントリーから発売されている「暴君ハバネロ 旨スープ」である。スナックのそれを思わせる刺激的(でもめちゃくちゃ辛いわけではない)なスパイシーさと、オニオンやチキンがブレンドされた絶妙なトマトスープの飲み心地がちょっとこれは正直なところホントにやられた、と思いました。実にウマウマです。そんなわけで本日も寒さに震えながら3缶ウマウマ飲みました。このスープは今後もずーっと自販機に居座り続けて欲しいです。ほんとに心の底からそう思う次第であります。

*追記-サイトもなかなか凝ってますよ→http://www.suntory.co.jp/softdrink/boukun/

2007年12月17日月曜日

ストーブリーグ

本日ようやくDS用ソフト「パワプロクンポケット10」を購入。12月6日に発売されたばかりのソフトだが、早々と中古が出回っていたのでそちらで購入。全然汚れていないしね。

本作から試合画面が3Dとなった。キャラ自体はさすがにカクカクした感じは否めないが、そのスウィングや投球フォームのスムーズさはなかなか気持ちよさを感じさせてくれます。試合形式は、"アクション野球"と"カード形式"の二通りがセレクトできるけど、今のところ"カード形式"での試合進行に面白さは感じないです。やりこんでみればまた違う感想を持つのかな。



まだサクセスモードをはじめたばかりなのだけれど、ちょっと操作の際のレスポンスが若干遅い気がするのが気になるのだけれど、プレイしていれば慣れてくるのかな。

実際のプロ野球では早くもFAやらトレードやらで、このパワプロクンポケットの選手データが古く感じてしまって感情移入しそこなう部分はあるのだけれど、当分の間はこれに熱中しようと強く心に誓った2007年冬のある日であった。

2007年12月13日木曜日

読書の秋冬コレクション

これは昔からごくごく個人的に周期的に訪れてくる性癖とも、気持ちが落ち着かないときの処方箋ともいえるのだけれど、その内容をちゃんと理解できてるかどうかはともかくひたすら本を求め続ける時があったりします。11月から12月にかけては割とそんな時期に突入していたような気がします。なので、簡単に記録でもしておこうかと思います。

うれしい悲鳴をあげてくれ/いしわたり淳治



自分はおそらく世界中の誰よりもきっと厳しく自分の才能を見切っているといいますか見限ってるところがあります。そんな訳で才能ある人をみても基本「すごいなー」って思って感心して関心もっちゃってファンになってってケースが多いんで、「小栗旬みたくかっこよくなりたい」とか「エリカ嬢みたくふてぶてしくなりたい」とかそんな憧れは死んでも持ちません。DE・SU・GA。この元スーパーカー・現若手プロデューサー&作詞家の淳治君にはなぜかおそろしくメラメラと嫉妬心を感じてしまうのです。淳治君になりたいのか、といわれればそれはそれで違う気がするのだけれど。

「三十歳までなんか生きるな」と思っていた/保坂和志



なにも考えないで直感で導き出した答えが正解なときもあるし、ヒトに相談して出した結論が正解なときもあるし。杓子定規的に"こうすれば正解"なんて答えが出せるほど世の中は明解じゃなくって、「じゃあどうすればいいのよ」ってその"正解"に誠実に納得いくように近づいていく1つのスタイルはやっぱり"ひたすら考え続けていくこと"。「でも、そんなの関係ねえっ!!」って"人生"って波ををサヴァイブできればそれはそれで一興ですが。

個性を捨てろ! 型にはまれ!
汗をかかずにトップを奪え!/三田紀房



で、割とずっぽり考え込み過ぎる人間からしてみると、三田紀房先生的なこういう言い切り調の物言いって好みか好みでないかでいえば絶対好みじゃないんだけど、こういった形ではっきりと断定して提示してくれるとある意味楽といいますかこれはこれで魅力があるし真理なわけですね。「個性を捨てろ!~」の方は知らないうちに表紙が変ったのかな。自分が持っているのは表紙はイラスト入りのなのだけど。新作の「汗をかかずに~」は購入してまだ未読。

マネーの拳
エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-/三田紀房



で、その三田先生の漫画。「ドラゴン桜」は連載当初から読んでいたし、巻数がそこそこ多いので未購入だったんだけど、元ボクサーが引退後、ビジネス界でも成り上がっていく「マネーの拳」は購入済み。最初はUT(ユニクロのTシャツ専門店)的な話だったけど、今は"上場"ってテーマに移行してますね。「モーニング」で連載が始まった「エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-」は転職がテーマ。転職は別に今のところ考えておりませんので直接的な参考にするつもりはないですが、まあこの手法で書かれる漫画って嫌いじゃないので読んでます(三田先生の絵は大嫌いですが)。

銀のアンカー/三田紀房×関達也



三田先生ネタでひっぱります(苦笑)。"yoga’n’ants"が一番アクセスキーワードとして高い"laundromat"で、この内容もどうかとは思いますが。えーっと、こちらは"就職活動"がテーマ。絵は、三田先生の元チーフアシスタントだった関達也。三田先生よりは若干洗練さを感じさせますね。好きか嫌いでいえば嫌いだけど。今のところ3巻まで発刊されてるんだけど、なぜか書店で2巻だけ見かけない。時期が時期だったりもするし売れてるのかね。まあそんな訳で2巻だけ読み飛ばしているので微妙にイヤーな読後感でございます。

まこという名の不思議顔の猫
ツブログ



ビジネス本とかばかり読んでるのもアレなので、疲れたときは猫本読んで、気持ちをrelaxさせてみたりもするのです。マインドコントロールは大事です。

まこという名の不思議顔の猫→http://scomu.jp/makocat/
ツブログ→http://tsublog.jugem.jp/

それはさておき、家の近所にある猫カフェに行きたくて行きたくてしかたない。
http://www.rien222.com/

村上春樹にご用心/内田樹
神の子どもたちはみな踊る/村上春樹
羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ


内田樹さんは、個人的にかなり好きな文体を書く方です。その方が、自分が好きな村上春樹について執筆しているわけですから、これは読まないわけはありませんね。で、なんとなくクリスタル...じゃなかったクリスマスも近いなーとか思いつつ、村上春樹モノを2冊ほど再読。

2007年11月26日月曜日

初体験

購入後、なかなかデビューの機会に恵まれなかったトイカメラのvivitar。先週末、お天気カメラには絶好といえるカメラ日和となったので、会社近くを散策しつつフィルム40枚ほど一気撮りしてみた。果たして結果は...。


まずは乗り換えの新宿駅近くの居酒屋横丁にて。やはり暗いところでは厳しい映り具合なようだ。

会社近くの保育園のところにある像を撮ってみた。嫌いじゃない写りなんだけど、右上に写っているストラップの紐...。実際に撮った時は気にならなかったんだけど、22mmの広角レンズということもあってか、他の写真でも数枚、紐が写ってしまっているのを発見。まずはストラップを外すことに決めました。

会社近くは安藤忠雄の設計した建物が多いです。安藤忠雄の建築物は個人的に大好きとまではいい難いですが、毎朝毎夕、原付で彼のデザインした建物の間をすり抜けていくのは何気に貴重なひとときといえます。→http://kstyle.s57.xrea.com/archives/2005/09/photo_10.php

キューピー工場の近くの古い木造住宅を撮ってみる。敢えて逆光で撮ってみたら、こんな具合に。

キューピー工場を過ぎて、つつじヶ丘方面へ。冬の太陽の光で輝く彩り多彩な木々を撮影。

ファインダーを覗かないで、ローアングルで撮影。やっぱりトイカメラは変に意識的にならないで、気負いなく偶然性にまかせた方が面白みのある写真が撮れるのかな。なにはともあれ、vivitarは空の色の映りがなんともいえないですね。

結果的には約40枚近く撮って、気に入ったのは数枚という結果に終わったのだけれど、今回はvivitar初体験ということでのミスショットも目立ったので、今後はもう少し気に入った写真を撮れる確率を上げれるかと。今回はコダックのUltra Color 400で撮影したのだけど、vivitarユーザーは、100フィルムを使っている人が多いので、今度はそちらでチャレンジしてみようかと思ったのであった。

2007年11月16日金曜日

radioheadとボク~というかbeepluckの話~

先月のbeepluckが終わり、仕事したり本読んだり映画観たりCD聴いたり風邪こじらせたりしてたら、今月のbeepluckは明日です。因みに新譜リリースに伴い、何かと話題なradiohead特集です。ですが、明日はボクはradioheadは回さないと思います。なぜなら初期のradioheadの音源は売りさばいてしまい、そしてここ数年の彼らの音源はまったく購入していないからです。UK Rockモノを中心に回してきたRock DJがそんなコトでいいのか、まずは聴くことが大事なんじゃないか!!とひょっとしたら怒られてしまいそうですが...。それでも ボクは 買ってない。

radioheadに関してはボクは嫌いじゃないんです。初期の曲群は当時何度も何度も聴きまくり、今でも耳にしっかりこびりついてるし。ここ数年の作品から感じられるロックエレクトロニカな音像は好きな感触だし。ただ、彼らの作品を耳にして伝わってくる最終的なフィーリングとして、非常に聴き心地の悪さを感じてしまうんですね。はい(単に聴き心地のよい音楽に成り下がらないという点で非常にそれはRockなんだとは思うのだけど)。
そんなわけで"radiohead"については今回のbeepluckでボクは非常に微力なスタンスを貫かなければならないわけですが、明日はボクはボクでやれることを楽しく頑張ろうと思います。僕が僕であるために。
で、今回のbeepluckは先月の新井仁氏&ume-rock氏に引き続いて、強力なゲストDJが登場です。以前にもbeepluckでは回してもらったりしてるPop iT!のTerry氏です。今回もきっと彼ならではの最高なヴァイヴでフロアを盛り上げてくれることと思います(イベント詳細は右のinfoをご確認下さい)。
さて。

今更ですが、先月のbeepluckを簡単に回想してみようと思います。


まずは、なんといっても先月のbeepluckは"10th anniversary"、これにつきました。昔に遊びに来ていたヒト、ここ数ヶ月顔を見なかったヒト、毎月ありがたいことに顔をみせてくれているヒト、とにかくたくさんのヒトがbar dropに集まってくれました。まずはこのことに感謝(驚)!!です。



そしてアニバーサリーにふさわしい2人にゲストDJ。
まずは、かつてbeepluckに在籍し、数々のRock DJ伝説を残し卒業していったume-rock。"ベスト・オブ・beepluck DJ-ume-rock"な選曲のキラーっぷりは健在でした。最後の最後にエヴァソングをもってくるところが、またニクかったです。で、言わずもがな酔いどれっぷりも健在でした。

で、northern brightやron ron clouでご存知、新井仁氏。80~90年代中心なUKインディ・フレーバーたっぷりなDJは、ここ最近のbeepではちょっと影を潜めてた"あの感じ"を思い起こさせてくれました。割と最近の他のイベントでの氏のプレイリストをチェックしたら、リアルタイム感に満ちたストレートなUKRockが並んでいたので、ちゃんとイベントのカラーを考えてくれてるんだなあ、と思いました。とにかく、楽しくも胸キュンなひと時。

で、ワタクシは十数年来の新井キッズですから...。その気持ちは伝えなきゃいけないなあ、と思いまして。勇気を持って、ワタクシの方から気持ちを伝えさせていただきました。強い気持ち・強い愛。



で、サインもいただきまして。小山田氏やgreat3の片寄氏にサインをもらう機会があった時は、平然と"アケシン"と名乗っていた自分ですが、この日は普通に本名を口走ってしまい...。2つしか年齢変らないのに"To Shingo kun"って...。恥ずかしいわ。また、今、新井氏と一緒に活動している元five thirtyのフィル・ホッパー氏にもサインをいただくことができ...。感無量の一言に尽きた次第です。はい。

 
そんなこんなで、自分のDJタイムでは時間の都合やフロアを雰囲気を考慮して回せなかった曲もたくさんありましたが(リア・ディゾン/perfume/kate nash/jack penate/riddim saunter/oceanlane/spike waveなどなど)、終わってみればとてもとてもあっという間に感じる楽しい一夜となったのでした。

あ、明日も楽しい一夜になるから、皆さんぜひ遊びにきてください卍

2007年11月15日木曜日

ピクト

秋に那須へ出かけて以降、カメラで撮るものといったら、駐車場ばかりである(お仕事の関係で)。その時々でちょっと変った写真集や作品集が巷を賑やかしたりするのが世の常で、数10年前は公衆トイレの落書きを撮った本が出版されたり、わりと最近では世界中の廃墟を集めた写真集が注目も浴びたりするわけで、そのうち、日本中のコインパーキングの写真をセレクトした写真集が出たりするんじゃないかしら(多分...ない)。

そういえば、純粋な写真集とは違うけど、最近結構面白かったのが「ピクトさんの本」。たわいもないといえば、たわいもないんだけど、次々に出てくるピクトさんをじーっと見てると笑いがこみ上げてくる。



http://www.bnn.co.jp/books/topics/pict/

まあそんなこんなな上記の理由で(ってお仕事ね)、普段使用しているデジカメのメモリーカードをふとチェックしたら、東京近郊の月極駐車場や空き地の写真がずらりと並んでて、それはそれで一興だったのだけれど、そんなカメラライフも味気ないじゃないということで、"vivitar Ultra Wide&Slim"というトイカメラを購入した。



トイカメラでいうとHolgaは持っているのだけれど、休日ならともかく普段持ち歩くのにはやはり大きすぎて不便さを感じる機会が多いわけだが(この不便さ・扱いにくいところがカワイイところでもあるわけだが)、このvivitarはコンパクトなサイズなので、これならいつでも持ち歩くのが可能だ。



とはいっても典型的な"お天気カメラ"なので、基本的に外である程度明るい状況じゃないと撮影は難しい模様。で、このvivitarのデビューが果たしていつになるか、今から楽しみにしている次第。偶然性がかなり強い写り具合にはなりそうだけれど、かなりトンネル効果や独特な色合いが期待できそうだし。最初に撮る1枚はできれば駐車場以外の被写体が好ましいと思ってはいるのだけども。

取扱店"ギズモショップ" http://www.gizmoshop.jp/
vivitar&ギズモショップが掲載されているカメラ雑誌"snap " http://pc-giga.com/snap/

2007年10月18日木曜日

北海道でっかいどう

朝、眠い目をこすりながらイベント終えて帰宅。まずは、とにかく寝る。

ぐっすり眠って目覚めたら、風邪をぶり返していた。

美味しいものでも食べれば、風邪さんも満足して立ち去ってくれるかな。

そんなことを思いながら、北海道物産展にて、漁師弁当とイカ飯を購入。
 

2007年10月17日水曜日

LOVE FOREVER

■beepluck vol.117~"10th anniversary"~■

・2007.10.20 Sat
・@吉祥寺bar drop
・Open/Start:23:00~
・2,000yen/1drink(with flyer 2drinks)
・DJ/高橋喜治,mooocha(akeshin),藤田優作・DJ&VJ/harax
・Guest DJ:新井仁(northern bright/ron ron clou) :ume-rock(bagsy)
*ハタユウスケはcruyff in the bedroomの活動上、お休みです
*beepluckオリジナルCD&バッヂをプレゼント!!
*先着30名にオリジナルトートバッグをプレゼント!!
◆タイムテーブル◆
*変更の可能性もあるので悪しからず*
11:00 喜治さん
11:20 アケシン(きゃー、ヨシハルの後だわ)
11:40 ユウサク
12:00 ゲスト・ウメちゃん
12:30 喜治さん
1:00 ハラックス
1:50 ゲスト・新井君
2:40 アケシン(←↑きゃー、新井君の後だわ)
3:20 ユウサク&ウメちゃん
4:20 喜治さん
LAST


いよいよ、今週末が迫ってまいりました。自分にとっては今週末は何はともあれ、beepluck~10th anniversary~です。
皆さんにとっての今週末はいかがでしょう? 答えが「beepluck~10th anniversary~」なのはいうまでもないでしょうね。でも、実はこの日、同じ時間に開催されている渋谷系イベント「boy meets girl」に自分が遊びに行きたい願望を持っていることもまた確かなのです。人の気持ちって抑えようとして抑えきれるものではないのです。ええ。

そんなわけで渋谷系イベントに浮気する可能性を秘めたアケシンなわけですが、最終的にはちゃんとbeepluckにDJとして参加するのは間違いありません。だって、この日はなんといったって、「10th anniversary」という記念日なわけですし、自分が二十歳ぐらいの頃から聴き続けているNG3やron ron clouやnorthern brightの新井仁さんがゲストDJとして参加してくれるわけですし、もう一人のゲストDJとしてbeepluckを巣立っていったume-rockが再びbeepで回してくれるそんなスペシャルな日なわけですからっ!!
今までもbeepluckでは、曽我部恵一さんやGOING UNDERGROUNDの松本君や、the collectorsの小里さんなどその他にもいろんなミュージシャンや音楽ライターの人にゲストで回してもらって、実際自分が大好きで耳にしている方々と間近で挨拶させてもらったりしているわけですけど、基本的には"音楽が好き"っていう点ではみんな変らないわけであって(あと世代的にそんなに離れていないっていうのもある)。
だから変に過剰に「キャー(はあと)」みたいな感覚って、実際にはあまりなかったりするのですが、でも新井君にはちょっと「キャー(はあと)」ってなっちゃうかもしれないです。正直。相当聴き込んでますからね、わたくし、NG3にしてもron ron clouにしてもnorthern brightにしても。

まあ、そんなわけで目が"はあと"になっているアケシンを見るもよし、アケシンなんてアウト・オブ・眼中で新井君やume-rockで盛り上がるもよし、タカハシヨシハルのスマイリーでフレンドリーなDJにハッピーになるもよし、haraxのオサレ&実はテクノで硬派なプレイに痺れるもよし、ユウサクのyoung&rock'nなビートに狂わされるもよし。
とにかく10月20日(sat)は吉祥寺bar dropに来てください。結局これだけ書いて言いたいことはそれだけだ。

2007年10月15日月曜日

カジカジ君

9月21日の金曜日。原宿ASTRO HALLで観たカジヒデキのライブのことを書こうと思っていたら、もう一ヶ月近く経ってしまった。最初に書こうと思った時は、まだツアーも終わってなかったからネタばれになってしまうのもちょっとアレかなあとか思ったりもして。でも、今のタイミングで書くのも、いよいよ一週間前に迫ったニューアルバム「Towns and streets」への期待を盛り上げる意味でもいいかもしれない。なんて理由づけをしてみたりして。

ほんとはニューアルバム「Towns and streets」リリースツアーとして組まれていたライブだったわけだけど、アルバムリリースが諸事情で遅れたこともあり、結果としては新曲と今までの代表曲とがバランスよくセレクトされた「ベスト・オブ・カジヒデキing」なライブとなった。

前日のライブは、ドラムのYoshieさんが急遽体調を崩したこともあってイレギュラーな展開になったらしいけど、この日は体調も持ち直したらしく、本来(!?)のセットリストでライブは進行していった。

一曲目から新曲で、その後は"Good Morning Call Song"(因みにこの曲はここ最近の彼の曲の中では個人的にかなり好きな曲)などなど新旧代表曲を交えつつ、途中ではブリッジ時代の曲やdislocation danceのカバー、そして、かせきさいだあとのコラボ!!というにくい演出もあり、本編ラストでは個人的にはカジヒデキの中で好きな曲ベスト5に入るであろう"Queen Sound Babbles Again"でフィニッシュと、お腹いっぱいカジヒデキってぐらいにサービスいっぱいで、相変わらず一筋縄でいかない突っ込みどころ満載で、終始頬が緩みっぱなしなライブだった。

アルバムリリースに先駆けてupされたアルバムジャケットをみた限りだと、カラフルでポップな印象を覚えたのだけど、ここ数作はUKロックテイストもかなりのものだったからどうなるのかなって思いながら、この日、新曲を耳にしてみたら、予想を変に裏切らない最高にポップでカラフルでチャームフルな曲が多かった。アルバム通して聴いた時の印象がはたしてどんな感じなのか今から楽しみではある。



ライブ終了後に、"my boom is me"Tシャツを購入して、おまけでカジヒデキ・セレクトCD-Rをもらい、外に出るときはビッグサイズのポストカードプレゼントと相変わらずのサービスっぷりに、ほんと一貫して変らないよなこの人なんて思いながら帰宅したのであった。

2007年10月8日月曜日

普段はパソコンと無印の壁掛けスピーカーで聴いてます

前からひとつ、iPodに繋げて聴く用のスピーカーが欲しくてしかたなかった。

だけど、あくまでサブ的扱いで頻繁に使うわけでもないので1万以上出す気はなくって、5000円前後でそれなりのデザインで(変な会社のロゴとかむしろいらない)、ぼちぼちの音で聴ければいいかなあというものすごくファジー(死語)な条件を掲げていたので、逆にその条件に見合うスピーカーがなかなか見つからないという事態に陥ってしまった。

で、たまにTDKのSP-XA40というスピーカーを見かけていたのだけど、欲しいカラーの在庫がないのと5300円前後という値段が非常に微妙で買い逃してきていたのだけど、今日、ようやくスピーカー部がシルバーの在庫を見つけたのであった。しかもセールで4000円。思わずにんまりしながら購入して帰宅したことはいうまでもない。

デザインはものすごくシンプルで飽きがこないので十分満足で、音に関してはまあ値段相応といいましょうか、変に低音がキツいのと若干ワレ気味に聴こえるのが難といえば難なのだけど、iPodのEQで調整すれば聴けないこともないから、それなりに良い買い物をしたなあと満足していたのだけど。





ふと、このスピーカーを購入した他の人の感想が気になって、ネットでいろいろチェックしていたら、アマゾンで新品が3500円ぐらいで売っているのを発見(送料無料)。それを見た瞬間にちょっとブルーになってもみたけど、実際に手にとってあれこれ考えながら購入するあの楽しさはアマゾンでは味わえないので、まあ選択ミスではないのだ、って思い込んでみたり。買い物ってつくづく難しいわね。

"プライスレス"って意味についてちょっと熟考した有意義なひととき。

http://www.tdk.co.jp/tjbbe01/bbe23000.htm

2007年10月7日日曜日

yoga'n'ants / Bethlehem, We are on our own

昨日の夜。

自分にとって、今、さまざまな意味でもっとも身近にいるであろう人物に、「もうブログ、停滞してるね」的なことをカヒミカリイもびっくりな小さいヴォイスで呟かれた。

耳が痛い。

実はこのブログ用に下書きだけは10ぐらいあれこれ綴っているのだが、日の目をみない(可能性が高そうな)コトバ達が空ろな目をした半屍状態で横たわってしまっているんだな(何処に?)

最近は、カジヒデキに最高にポップでチャームでパンキッシュでかなり胸キュンなヴァイブをいただいたり、出不精(デブ症ではけっしてない)な自分にしてはめずらしく旅に出てみたりして、温泉で「はあ~びばのんのん」なんて鼻歌歌ったり、カフェでビール飲んで酔いどれたり、ニキ美術館に陳列された画や写真や立体物にいろいろなコトを思わされたりして、それなりにシゲキ的で文章を綴るネタには困っていないのだけど、困ったことにそれを上手い形で文章化させることにてこずっているのだ。文章家としてはいただけない状況ですな。まことに。

で、もっとも身近で、且つダイレクトに刺激を与えてくれるマイ音楽事情。近頃は、mari timeやthe go! teamやhalfbyやQ;indiviやinkやriddim saunterやkate nashやlantern paradeやlucky soulやshinichi osawaなどを気まぐれに耳にするミュージックライフで、実際のところかなり充実していると思うのだが、その充実っぷりをこのブログにたどり着いた皆さんに伝えられるかといえば、それも難しいような按配で、つまりはおのれの文章力のなさを呪うことしかできない次第でU2(憂鬱)であったりもします。

で、気分転換がてら、雑誌「BRUTUS」最新号を手にとってみれば、"言葉の力"なんて特集を組んでいたりして、これを読み進めるうちに、これまたおのれの"言葉力"のなさを痛感してきた次第でございますが、"言葉力"とはイコール"人間力"であるのかないのか、そんなことも気になって仕方がない2007年秋の自分なのでR。つーか、そんな自分にがっかり。

さて。

そんな自分にとって、またまたやっかいな作品がもうすぐドロップされてしまいます。10月10日リリース予定ですが、すでに「my space」で数曲耳にしただけで、言葉にしがたい興奮と嫉妬と愛しさと切なさと心強さが沸々と脳内を煮えたぎっている次第です。今、脳内メーカーやったら、やばいね。

この音楽の素晴らしさと豊かさと賢さとキラキラ感とツンデレ感を言葉にして説明することは、自分にはできそうにないので、リンク先のサイトをみたり、「my space」で実際に耳にしていただくのが、とってもスマートだと思います。

yoga'n'ants。にくいね。元シトラスの江森君とかのユニットです。はい。

 

→サイト http://www.tonetwilight.com/YOGA2/yoga.html

→my space http://www.myspace.com/yoganants

この興奮はこの興奮として、kim hiorthoyの新譜早く耳にしたいな。うん。

2007年9月23日日曜日

ウレシス



「好みの女性は?」とかの類の話になった時に、もうここ数年、自分の答え方というのはルーチン化されている。

自分が「西田尚美」と答えると、3,4割ぐらいの人は「ああー」と理解してもらえるのだが、残り半分の人は「よくわからない」といった表情を浮かべるので、そこで「あとは深津絵里や最近の原田知世」というと「なるほどね」と納得してもらえるのである。そこで、分かってもらえないと「結婚する前までの広末涼子」とか「実際に動いていない写真での広末涼子」とか「シングル『ジーンズ』の頃の広末涼子」とか広末涼子地獄が発動されてしまうのだが。

多分、自分の好みの系統としては統一感はある方だとは思う。簡単にいっちゃえば透明感がある感じとか、それでいて芯の強い感じとかなんとか。

なので、ここ数年、自分が好きな上記の女性らが一斉に結婚ラッシュした際は、ちょっと凹んだりもしたさ(その後、ちゃんと祝福)。

とはいえ、どの女性たちも結婚後もちゃんとアーティスト業や女優業などは、それぞれのスタイルでマイペースで活動してくれているので、実はそんなに凹んでいなかったりもします。

で、まずはかなり久々に原田知世がニューアルバムをリリースしてくれるので、今から待ち遠しくってしかたない。新作は「music & me」というタイトルでカバー曲とオリジナル曲がほぼ半々のバランスで散りばめられている模様。高橋幸宏がアレンジのバカラック曲「Are You There ?」とか今すぐ聴きたくって仕方ない。11/28にリリース予定。初回版はDVD付。


上記サイトのミナ・ぺルホネンと原田知世とのコラボ、相変わらず素敵ですね。

そして、西田尚美。どうやらお子様を授かったようで、これは嬉しい知らせ。あと9/28(金)の「恋するハニカミ」にも出演される模様。最近は全然「ハニカミ」観てなかったですが、この日は録画しておかなければ。


で、広末涼子。こないだ「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式」を観たのだけど、かつてほどの華はやはり感じられず...。ちょっと前に、代々木八幡の友人宅に行く前に入った飲食店で自分の座った席の横で食事をしていた時はさすがに「うおーーーー」と思いましたが、どうやら自分内ときめき度のピークは過ぎたのは間違いないらしく...。

カナシス。

2007年9月22日土曜日

でも

自分は仕事でも個人的な趣味にしても、明快な"意欲"であるとか間違いのない"確信"があって動けるタイプではない。

周りの環境やその時々の状況と、その時点での自分の能力や考えに折り合わせをつけながら、行動なり発言なりを進めていくことがほとんどだ。

その行動パターンには、意外とメリットもあればやはりデメリットもあるのだけれど、その時の自分の心的状況を今までうまくコトバにすることができなくて、「うむー」と思うことがたまにあった。で、ごく最近なのだけれど、それをコトバとするならこんな塩梅なのかな、という例えが1つ頭に浮かび上がってきた。

「でもやるんだよ」と「でもそんなの関係ねえ」の中点。

「でもやるんだよ」というのは、『因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)』所収の「しおさいの里」で一般的に広まったとされるフレーズで、「でもそんなの関係ねえ」は、最近テレビで露出が増えてきている小島義雄のネタの中でやけっぱちに、それでいてチャーミングに繰り返されるキラー・フレーズだ。

よくよく考えてみると、結構この二つのコトバに近い心的状況の中で、日常のあれこれを乗り切ってきている節が自分はあるなあ、と。ただ、どちらの心境であったとしても、「でもやるんだよ!!」であったり、「でもそんなの関係ねえ!!」と強く言い切ることはほとんどなくって、その両方の感情をふらふらといったりきたりしてる感じ、とでもいいましょうか。

実際のところ「でもそんなの関係ねえ」と言い切っている限りは、それに伴う成果や結果がどうであろうが、心的武装として負けることはないわけであって、ある意味つねに勝ち組ではある。でもそうはいっても、現実問題「関係ねえ」で全てが丸く収まることはないわけであって、だからこそ「でも、やるんだよ」に繋がっていく、と。

なので、肝はきっとおそらく「でも」なのだと思う。ある時はいいわけじみた意味合いの時もあるだろうし、またある時は「それでも」とやや強い意志を示す時もあるだろうし。

って、こんなことを(一応)全世界に向けて綴ってみて何か意味が果たしてあるのだろうか。

って、このあとに続くのは当然「でも書くんだよ」であるし、意味があろうがなかろうが「でもそんなの関係ねえ」なんだよね。

2007年9月19日水曜日

映画の日

夕方、自宅から原付で5分ちょっとのところにある豊島園前のユナイテッドシネマとしまえんに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観にいってきた。

入口外ではスパイダーマンが映画館上部を這っていたし、入口ではファンタスティック・フォーのキャラがお出迎えと、なんとも豪勢なお出迎えぶりで、実に嬉しいかぎりです。はい。
発券後、ポップコーンとドリンクセットにエヴァ初号機もしくは綾波レイのフィギュアがついたコンボセットが1200円で売っていたので迷わず購入。アスカ派の自分にとって綾波レイはさほど存在的に大きくはないのだが、さてどちらを選ぶか...と2秒ほど迷って結局エヴァ初号機暴走時フィギュアをセレクトする。

で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観た極々個人的感想。
普通に楽しめた、って感じ。今作は基本的には第1話~第6話の再編集に新しくカットを付け足したり、というまあremix盤みたいな側面が強いので、新鮮味自体はさほどなく。ただ、サウンドの迫力や綺麗になった画は映画館で観るとやはりその効果は大したものだし、初号機暴走時のシーンとかはスピード感と重厚感が相まって、観ていてグッとくるものはありました。でもまだアスカが登場してないからねえ...。
で、今回の映画は全4編なので、まだ正直なところ感想もなにもいえないのだけど、再編集することによって観た後に伝わってくる意味合いやテーマが、原作とは変わってくるのかなあというのが今後気になるところです。
例えば小沢健二が出したシングルベスト盤が、単に寄せ集めではなく、曲数を絞ってセレクトし、アルバムタイトルに「刹那」というコトバを掲げることによって、凡庸なベスト盤ではなく、新しい意味合いを携えた"1つの新作"として発表されたように、今回のヱヴァも全部を通した時に、あの世紀末前に発表された「エヴァンゲリオン」と似て非なる一作品として観れるのを期待しているのだけど。
なーんてことを漠然と考えつつ、映画館を後にして帰宅。帰宅途中に近所のTSUTAYAがOPEN2周年ということでセールなどをしていたのでチェック。中古ビデオがビニール袋に詰められるだけ詰めて500円で売っていたので、下記ビデオを購入。せっかくなので一言コメントも添えておきます。
「CQ」
 1960年代フランスのポップ・カルチャーにオマージュを捧げた青春映画。前にレンタルしたものの観る暇がなく途中まで観て返却した経緯あり。監督・脚本がローマン・コッポラで、撮影が「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のロバート・ヨーマン。で、音楽がmellowという気になる面子の為、購入。
「溺れる魚」
 落ちこぼれ刑事コンビと荒唐無稽なドタバタ事件を描いたコメディ・ミステリー。これまた、前にレンタルして途中まで観たところで返却した経緯あり。監督が自分が好きな堤幸彦だし、出演が窪塚洋介(女装役)やIZAMと、今となってはブレイク時とは異なるある種のオモロさを感じさせる面子の為、購入。
「tokyo,sora」
 映画公開時に観よう観ようと思っていて観過ごし、レンタル開始時に観よう観ようと思っていたのに観過ごしていた作品の為、購入。出演している本上まなみの誕生日と血液型と身長が自分と重複しているのも購入ポイントかも。
「ルナティック・ラブ~禁断の姉弟~」
 シャルロット・ゲンズブール出演作品の為、購入。
「a.b.c.の可能性」
 パッケージ裏面にカジヒデキのコメントが記載されている為、購入。
「黒い家」
 第4回日本ホラー大賞を受賞した貴志祐介による同名小説の映画化作品。森田芳光監督によるサイコ・ホラー。すでにこの映画は観ているのだけど、怖い作品というよりはどこか笑えるサイコ・ホラーな点と、大竹しのぶの怪演ぶりがすさまじいのが今まだ忘れられない為、購入。

「アメリカンサイコ2」
 レンタル開始時に一回観ているサイコ・ホラー。もともと映画「アメリカンサイコ」が個人的に好きな映画だったのだけれども、その"2"と謳っているわりには比較してみると、作品の全体が中途半端でどうにもB級でしょぼしょぼすぎる点が逆に個人的なツボにはまっていた為、購入。

で、「7本は多すぎだなあ、重いなあ」と思いながら、レジに持っていったら店員が「あと2,3本詰められますけど、もういいですか。お得な作品まだありますよ」と聞いてきた。もう、時間かけて十二分にチェックしたよ。君の目の前で30~40分物色していたんだから、分かっているだろう、それくらい君だって(苦笑)。