2008年5月5日月曜日

地獄からくり玩具箱

今日から銀座Vanilla Galleryで始まる"ホラー漫画家4人展 地獄からくり玩具箱"を観に行ってきた。

一般的な認知度はともかく、御茶漬海苔、児嶋都、呪みちる、伊藤潤二といえばホラー漫画界では大御所とまではいわずともメジャー級の面子であり、その4人の原画や油絵などが一斉に集まるといえば、そりゃホラー漫画好きなら行かなきゃどうかしてると思われる。



本日はオープンニングということで御茶漬海苔&伊藤潤二両氏が会場に来ていたらしいが(帰宅後にネットでチェック)、自分が行ったのは夕方だったので、その時はすでに帰られていたらしい(残念無念)。

で、黙々とそれぞれの原画や油絵等をチェック。全ての作品の額の下に金額が提示されている(一部非買品含む)。自分勝手なイメージではどれも20~30万ぐらいするのかと思っていたのだが、ほとんどの作品は3万~10万くらいの間で、正直買おうと思えば手が出る価格であった。

自分はおそらく重度の伊藤潤二好きなのでやはり、氏の作品が最も気になってしかたなかったのだが、富江(風?)の女性が人面犬を抱えている絵と、やはり富江のような女性が包丁を持っている絵が中でも欲しくなってしまった。ただ、人面犬の方はすでに買い手が決まっていたようで、包丁の絵の方は120,000円ほどだったのでさすがに躊躇してしまった。

CDジャケットに近いサイズの"首吊り気球"の絵が30,000円ちょっとだったので、ギャラリーにいる間ずーっと買うか買うまいか黙考してしまうはめに(結局、購入は我慢しました...)。

その他、3者の作品もそれぞれに見どころがあり、少し前に観た映画"腑抜けども、悲しみの愛を見せろ"で使用されていた呪みちる氏の原画(さすがに非買品だったw)などにはちょっと感動してしまった。

今回観にきた銀座Vanilla Galleryは、過去にも独特な作品やアーティストの展示会を催してきてるので、今後もまた足を運ぶことになるかと。まあ、万人に薦められるテイストではないので、サイトをチェックしていただいて、興味があれば行ってみるのもよろしいか、と。



Vanilla Gallery→http://www.vanilla-gallery.com/

2008年5月4日日曜日

今後の方向性を考えてみる

もともとは、誰の目に止まっても毒にも薬にもならないバランスで個人的心情をひっそりこっそりと吐露していく場としてこのブログはスタートさせたはずなのだけど...、気づけば結局、日々のあれこれ(CD買ったとか映画観たとかゲーム買ったとか)を雑多に書き並べまくる、非常に粋でないジャンクなブログとなってしまっております。

まあでも、ブログって生き物だからね、って思ってみたりもするわけですが...。

さて、そんな迷走っぷりが痛々しい当ブログですが、ここ最近に当ブログに来てくださっている方々の検索キーワードを大まかにまとめてみると、

1.EXIMUS Wide&Slim(トイカメラ)
2.hideki spaghetti(カジヒデキの別ユニット。近頃新作をリリース)
3.小さな悪の華(DVD)
4.ぼくは散歩と雑学が好きだった。(小西康陽の新刊)
5.壁掛けスピーカー(無印良品の深澤直人デザインのもの)


って感じで、あとは

cornelius/IDF/baseball times/TDK Xa-40/Ultra Vivitar Wide&Slim /黒板キッチン/ ウディ・アレンなど、その他多数。

で、現状でいうと、EXIMUS Wide&Slimとhideki spaghettiが群を抜いてる感があることなどを踏まえると、トイカメラとカジ君とコーネリアス&小西、その他雑貨って展開がリピーターを確保しやすいのかなあなんて考えてみるわけですが。

ただどう考えても、トイカメラが趣味の人とかカジ君好きの人が共感を得やすい文体とか内容(→こざっぱりしていてカワイイ感じ!?)には落ち着かせられないんだよねー。

そんなわけでまだまだ当分の間は、迷走を続けていく次第ですので、興味のある方は暇なときにでもチェックしてくださるとうれしいかと。

あ、ただ最近、以前から欲しかったニューカメラが我が手元にやってきたので(うれしい☆☆☆)、カメラ度は高くなるかもしれません。

まあカメラ! カメラ! カメラ!ってことで。

2008年5月3日土曜日

CD刈り2008.5

昨日から降り続いた雨がやんだ事もあり、夕方、吉祥寺ヨドバシカメラ上のタワレコへ。数ヶ月前までは仮設とはいえバイク置き場があったからスムーズに買い物が行えていたのだが、今現在はヨドバシ裏に有料バイクパーキングが10台分ぐらいしかなく、しかもいつ行っても満車の時が多いので、不便で困る。今日も原付で行ったのはいいが、置き場所探すのに30分以上うろうろする羽目におちいった。こんな行動してちゃ、コインパーキング営業マンとしてはなんともいえない気分になってしまってもしかたあるまい。

まあそれはさておき。タワレコでさくさくと4枚ほどCDを購入。

前日に当ブログで挙げていたIDF"IDF:Live@F.I.L."は普通に店頭に山積みになっていたので、アマゾンはキャンセルして即買いすることに。やっぱり、ところどころで藤原ヒロシのボーカルが不安定なのに妙なスリル感を覚えてしまうが、それ以上にスウィートな彼の声の魅力が悪くない。個人的には"i don't want to talk about it""la isla bonita"あたりがベストトラックかと。あとミニ・アルバム全編通してアコースティク・ギターの響きがむちゃくちゃ気持ちよい。今の季節にしっくりと馴染む作品ですよ、これ。

あとは"Perfume~MEGの次はこれでしょう"的アプローチでのプロモーションが目立つAira Mitsukiのタワレコ限定シングルも購入。サウンドはとにかくピコピコキラキラダンスポップで、いやー、個人的にこういう旬なものに便乗...って言葉だとアレだから触発って言葉にするか...そういったフェイクなものって気になってしまう性質なので...、家にこういった作品ってめちゃくちゃあるね。で、1曲目は"これ、Q;indivi??"ってちょっと切なげミドルダンスチューン。嫌いじゃないです。そして、2曲目はコーネリアス"star fruits surf rider"のカバー。原曲よりテンポをグッと挙げたキラキラポップ。これも嫌いじゃないです。というより好きです。ただ、こうグッとクるものがちょっと足りない気がしちゃうのではなぜでしょうね?



あとは買おう買おうと思って引き伸ばしにしていたMadonnaの新譜と、Junkie XLの新譜を購入。

Madonnaはアルバム通してだと前作より好みかもしれないです。

Junkie XLは思っていた以上に今作は元気でうれしいね。瞬間風速的にだけど、Perfume聴いてる時より気分が上がったからね。先行シングル"more"もそうだけど、スージー&ザ・バンシーズのカバー"Cities In Dust "なども含めてアシッド&エレクトロサウンドが脳内&体内にビンビンとキます。ビビビとはキません。

2008年5月2日金曜日

WORLD HAPPINESS

今年はサマソニにしてもフジにしても、その他のフェスにしても、好きなアーティストは参加していてもそのアーティストを観たいのかと自分に問うてみると全然行く気にならなかったので、徹底して「今年はフェスには行きません」と豪語していたのだけど。

やっぱり"WORLD HAPPINESS"だけは行こうかなあ。高橋幸宏とコンテムポラリー・ プロダクション主宰の信藤三雄のタッグというだけで感涙ものだし、出演するアーティストが

・東京スカパラダイスオーケストラ
・鈴木慶一(feat曽我部恵一)
・HASYMO(高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣)
・高橋幸宏 with FRIENDS
・NRT320(信藤三雄+成田真樹)
・anonymass
・pupa(高橋幸宏+原田知世+高野寛+高野漣+堀江博久+権藤知彦)

と、ぶっちゃけ高橋幸宏祭りだものなあ。あとpupa単体のライブが前売りで6000円ってこと考えるとこの面子で¥8,500なら安いよね。

http://www.world-happiness.com/

2008年5月1日木曜日

IDF/Live@FIL

明日リリース予定のIDF(Ino Hidefumi,DSK,藤原ヒロシ)のアコースティックによるセッションライブ音源を集めた80年代ヒットチューン全7曲を収録したミニアルバムが楽しみでしかたない。

初回限定VISVIMタイアップによるトールケース仕様というのも当然楽しみの一つではあるけど、なんといってもカバー曲のセレクト具合が非常にツボというかそそられる塩梅である。

The Style Council"My Ever Changing Mood"やMadonna"La Isla Bonita"など5曲がライブ音源で、Culture Club"Do You Really Want To Hurt Me"、Grover Washington Jr"Just The Two Of Us"の2曲がスタジオ音源ということで、まあYou tubeでライブ画像を観るかぎりでは藤原ヒロシのボーカルが心もとないといえばそれまでなのだが、その不安定さというかつたなさの魅力も含めて、楽しみにしている次第。

とはいってもアマゾンでオーダーしたので、結構手元にくるのに時間はかかりそう。直接買えるようなら、購入しちゃってアマゾンの方をキャンセルって形でもいいんだけどね。



■IDF/live@FIL■
1. My Ever Changing Moods 2. I Don’t Want To Talk About It 3. La Isla Bonita 4. Waiting In Vain 5. Every Breath You Take 6. Do You Really Want To Hurt Me 7. Just The Two Of Us


visvim・中村ヒロキ関連コメント→http://blog.honeyee.com/hn/archives/2008/05/01/index.html