2007年9月19日水曜日

映画の日

夕方、自宅から原付で5分ちょっとのところにある豊島園前のユナイテッドシネマとしまえんに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観にいってきた。

入口外ではスパイダーマンが映画館上部を這っていたし、入口ではファンタスティック・フォーのキャラがお出迎えと、なんとも豪勢なお出迎えぶりで、実に嬉しいかぎりです。はい。
発券後、ポップコーンとドリンクセットにエヴァ初号機もしくは綾波レイのフィギュアがついたコンボセットが1200円で売っていたので迷わず購入。アスカ派の自分にとって綾波レイはさほど存在的に大きくはないのだが、さてどちらを選ぶか...と2秒ほど迷って結局エヴァ初号機暴走時フィギュアをセレクトする。

で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観た極々個人的感想。
普通に楽しめた、って感じ。今作は基本的には第1話~第6話の再編集に新しくカットを付け足したり、というまあremix盤みたいな側面が強いので、新鮮味自体はさほどなく。ただ、サウンドの迫力や綺麗になった画は映画館で観るとやはりその効果は大したものだし、初号機暴走時のシーンとかはスピード感と重厚感が相まって、観ていてグッとくるものはありました。でもまだアスカが登場してないからねえ...。
で、今回の映画は全4編なので、まだ正直なところ感想もなにもいえないのだけど、再編集することによって観た後に伝わってくる意味合いやテーマが、原作とは変わってくるのかなあというのが今後気になるところです。
例えば小沢健二が出したシングルベスト盤が、単に寄せ集めではなく、曲数を絞ってセレクトし、アルバムタイトルに「刹那」というコトバを掲げることによって、凡庸なベスト盤ではなく、新しい意味合いを携えた"1つの新作"として発表されたように、今回のヱヴァも全部を通した時に、あの世紀末前に発表された「エヴァンゲリオン」と似て非なる一作品として観れるのを期待しているのだけど。
なーんてことを漠然と考えつつ、映画館を後にして帰宅。帰宅途中に近所のTSUTAYAがOPEN2周年ということでセールなどをしていたのでチェック。中古ビデオがビニール袋に詰められるだけ詰めて500円で売っていたので、下記ビデオを購入。せっかくなので一言コメントも添えておきます。
「CQ」
 1960年代フランスのポップ・カルチャーにオマージュを捧げた青春映画。前にレンタルしたものの観る暇がなく途中まで観て返却した経緯あり。監督・脚本がローマン・コッポラで、撮影が「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のロバート・ヨーマン。で、音楽がmellowという気になる面子の為、購入。
「溺れる魚」
 落ちこぼれ刑事コンビと荒唐無稽なドタバタ事件を描いたコメディ・ミステリー。これまた、前にレンタルして途中まで観たところで返却した経緯あり。監督が自分が好きな堤幸彦だし、出演が窪塚洋介(女装役)やIZAMと、今となってはブレイク時とは異なるある種のオモロさを感じさせる面子の為、購入。
「tokyo,sora」
 映画公開時に観よう観ようと思っていて観過ごし、レンタル開始時に観よう観ようと思っていたのに観過ごしていた作品の為、購入。出演している本上まなみの誕生日と血液型と身長が自分と重複しているのも購入ポイントかも。
「ルナティック・ラブ~禁断の姉弟~」
 シャルロット・ゲンズブール出演作品の為、購入。
「a.b.c.の可能性」
 パッケージ裏面にカジヒデキのコメントが記載されている為、購入。
「黒い家」
 第4回日本ホラー大賞を受賞した貴志祐介による同名小説の映画化作品。森田芳光監督によるサイコ・ホラー。すでにこの映画は観ているのだけど、怖い作品というよりはどこか笑えるサイコ・ホラーな点と、大竹しのぶの怪演ぶりがすさまじいのが今まだ忘れられない為、購入。

「アメリカンサイコ2」
 レンタル開始時に一回観ているサイコ・ホラー。もともと映画「アメリカンサイコ」が個人的に好きな映画だったのだけれども、その"2"と謳っているわりには比較してみると、作品の全体が中途半端でどうにもB級でしょぼしょぼすぎる点が逆に個人的なツボにはまっていた為、購入。

で、「7本は多すぎだなあ、重いなあ」と思いながら、レジに持っていったら店員が「あと2,3本詰められますけど、もういいですか。お得な作品まだありますよ」と聞いてきた。もう、時間かけて十二分にチェックしたよ。君の目の前で30~40分物色していたんだから、分かっているだろう、それくらい君だって(苦笑)。

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