2007年9月9日日曜日

その場に合った音量のミュージック。素敵だ

お昼過ぎ。プライベートでは久しぶりに代官山へと向かう。

代官山ヒルサイドテラス内にある"ヒルサイドパントリー代官山"で、カレーパンとペリエのレモン味を購入して空腹を満たす。ペリエは賞味期限間近モノだったので100円で売っていたのでわりとお得だったかも。

お腹と空腹気分を満たしたあとは、キャス・キッドソンunicoをふらりと覗き見散策。unicoでは、ピンクの牛の置き物などにちょっぴり購入意欲を駆り立てられながらも、購入自体はぐっと我慢する。貧乏人は辛抱なのだ。

その後は代官山から駒沢通りをずうっと歩いていって、恵比寿へ。

PASIFIC FURNITURE SERVICEでとある2つのテーブルを見比べたりした後は、時間も時間となったので下北沢へ移動。

この日Club Queで行われるライブ企画"Only Feedback 18th leg"でcruyff in the bedroomとluminous orangeのライブを観る。シューゲイザー頂上決戦、なんて誰かが言っていたけど、正にいい得て妙な物言いだね。

どちらもライブを観るのは久々だったのだけれども、ともに観甲斐のある本当にいいライブだった。

luminous orangeは、相変わらずのストイックで複雑な曲構成にも関わらず、ノイジーかつ儚くもポップなサウンドスケープを絶妙に展開していて、なんともニクイ感じ。あと、この日のドラムがアヒト イナザワ氏(元NUMBER GIRL/ZAZEN BOYS)だったのも個人的には見どころだった。しかし、それにしても、ボーカルのタケウチさんの声にはなんであんなにMagicが宿っているのだろう。

beepluckタカハシヨシハルのDJを挟んで、cruyff in the bedroomの登場。

初期からの楽曲をコンプリートしたアルバム「young and blind」レコ発ということもあって、バランスの取れたセットリストだったけど、そのセレクト以外でライブパーフォーマンスもすごく安定感と熱さと蒼さとユーモアさを感じられるバランス感が最高だった。ちょっと不謹慎な言い方になってしまうのかもしれないけど、今となってはドラムがチェンジしたことによって、よりバンドらしいグルーヴを手に入れたのかもしれないなあとか思ってしまったり。この世の中、起きてしまったことは全てよいことなのだ、とかなんとか。

正直なところ、この日、朝から頭痛が酷くてしかたなかったのだけど、よいライブと友人たちのちょっとしたオタクまじりのドーナツトークと数杯のアルコールでほどよく気分も上々になっていったんだ。

Club Queを出た後は、そのすぐ近くにある曽我部恵一氏のお店"City Country City"へ。

生ハムのピザとゴルゴンゾーラチーズのニョッキを食べる。もちろんビールは欠かせない。それはたとえ、ちょっと呑み過ぎていたとしてもね。薄暗い下北沢の雑居ビルにあるその居心地のいい空間では、ニールヤングの曲が絶妙な音量で鳴っていた。

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