2008年2月20日水曜日

小さな悪の華

個人的な私見であるが、"アンファン・テリブル"って言葉に必要以上に自覚的になったのは、間違いなくフリッパーズ・ギターの出現後である。

当時幾度となく、彼らを評するときにこの"恐るべき子ども達"という言い回しが使われたと記憶しているのだけれど、それから数十年経った今、自分が最も気になっている恐るべき子ども達は、近頃日本初DVD化された「小さな悪の華」に出てくるアンヌとロールという2人の少女達である。

その二人の少女が悪の限りを尽くすその内容は、反宗教的で反道徳的であり、当時フランス本国では全面的に上映禁止、イタリアやイギリスには輸出禁止。公開できたのは日本とアメリカだけというこの映画。まだ未聴の為、早く目にしたくて仕方ないです。


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