2008年3月11日火曜日

ニュー・ミュージック

最近はあんまりあたらしいオンガクもぼくは買っていなくって、気づけば、青山陽一とかランタンパレード、あとは高橋幸宏の「音楽殺人」なんかを繰り返しくりかえしクリカエシ聴いている。

でもあたらしいオンガクをまったく聴いていないってわけでもなくて、鈴木慶一の新作はかなりよく耳にしている。彼の新作は、まあ作風は斬新ってわけではさすがにないけれども、それでもやっぱり"新しいオンガク"足りえる音の響きが素晴らしいし、その一つ一つの音と言葉と声が合わさったときに聴き手に想起させる作品の世界観がなんとも深みある豊穣さを感じさせてくれる。

新しさや斬新さを"あからさまに"感じさせるオンガクってじつはあんまり新しいものではなくて、本当に新しいオンガクっていつでも過去を感じさせつつ、新鮮さを損なわないオンガクなのかもしれないね。

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