2008年3月26日水曜日

BTっていうだけにやっぱりビジュアル系

常々思うことだが、良くも悪くも"野球"という文化は、近年の他のスポーツと比較してみても、そのスポーツ界自体の動き(というよりそのスポーツ界のトップの動き)といい、そこに付随するメディアやファン層の対応といい、"洗練"さという部分では疑問符が残る傾向がある。

ここ最近は、数々のどこか抜けていつつ突き抜けたパフォーマンスっぷりでファンを魅了した新庄であったり、中日のマスコットキャラクター・ドアラがその珍キャラぶりでブレイクしたり、現役アイドルと電撃婚しちゃっても、おそろしくスラリとした長身イケメン面で不敵な笑みを絶やさずに本業の成績は文句を言わせないだけは残すダルビッシュ有といい、旧態然とした"野球"からの脱却というか、"昔ながらの野球"とはまた違った面白さを感じさせる兆候も感じられようにはなってきてはいると思うけれども。

そんな中、本日、"国内初!! 試合観戦フルサポートマガジン""と銘打った"新創刊野球専門誌「Baseball Times」が発売された為、購入。ターゲットは20~40代の男女で発行部数は17万部とのこと。

http://www.baseballtimes.jp/

当誌編集人曰く「球場でも携帯したくなるよう、表紙やビジュアルを重視する」と言い切るだけあって、自分が見ても、その誌面デザインといい、過剰なまでのデータ数といい、かなり今までの野球誌とは異なった切り口は感じさせてくれるなあと、その意気込みはひしひしと伝わってきました。まずなんといっても今のこの時期にうまみを感じさせない"野球"を題材として新雑誌を創刊するところにちょっと胸がグッと熱くなるし、その誌面上でページ目一杯に使われた写真の数々からは臨場感とスピード感がたまらない魅力として伝わってくるし、そしてゲームソフト「ベストプレープロ野球」も真っ青なデータ量の多さは、ある種の野球好きにはたまらない魅力としてうつると思います。で、変にデザインやレイアウトを大リーグを意識しただけの大味さで終わってないところもプラスに捉えたいなあ、と。




創刊号をみる限りではまだペナントが開始してなかったこともあるのか、そのビジュアル面に比べてテキスト自体がちょっと弱いかなとは思ったのだけれど、当面、毎週購入していこうかと考えております(ただ、320円はちと高いなあとは正直思う)。
そんなわけでこの「BT」。はてさて、野球誌界のダルビッシュとなるかどうか。ちょっと注目してみたい次第です。
***おまけ**********
せっかくドアラの名前を出したのでドアラ動画も貼っておきます。そういえば、ドアラとコアラ課長を対面させたくて仕方ない今日この頃です。

 




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